[会員] 沖縄ネイチャー・オフィス

金武町の田芋の田園が広がるすぐ側にあるのが沖縄ネイチャーオフィス(O.N.O)です。
ここでは、バードウォッチングをはじめ、億首川でのマングローブツアーなど、専門家ガイドと一緒に野鳥観察や自然体験ができます。

沖縄ネイチャーオフィスで提供しているツアー体験は、個人でも団体でも子供から大人まで参加可能です。
誰でも、自然環境や野生生物について学ぶことができます。


(写真上:リュウキュウヨシゴイ)
(下段:左から、タマシギ、ユリカモメ、コアジサシ)
金武町の水田は野鳥にとって豊富な餌があり、ガイドの豊見盛さんはそれを「野鳥のレストラン」と表現してくれました。

金武バイパスが開通して以来、金武町の豊かな田園風景を知る機会が増えました。
一般的には米軍基地やタコライスなどといったイメージが強い金武町ですが、実は自然が豊かで多くの生き物たちにとって重要な生息地でもあるのです。

沖縄県内には約500種の野鳥が生息しており、そのうち約270種が金武町に飛来すると言われています。
その多くが渡り鳥で、豊富な餌がある水田は鳥たちにとって重要な休息地となっています。

また、ヨーロッパや北米・南米など様々な国から、バスツアーで多くの外国人が訪れています。
県外はもちろん、海外からも金武町は探鳥地としても知られているのです。

そして、沖縄ネイチャーオフィスには、田芋畑を眺めながらひと休みできるカフェスペースがあります。
「Birder's cafe んたばるテラス」と名付けられたこのカフェは、バードウォッチングや野鳥に関心のある方々が集まる場所として親しまれています。

ここに来た人がまた来たいと思えるように、常にガイドとしての質も向上させながら観光産業の発展にも取り組んでいます。
(※最新更新日:令和6年3月18日)