タームくんさんぽ 中川区コース

金武町にはたくさんのロマンあふれる名所があり、文化財なども気軽に訪れることができます。お散歩やサイクリングの途中に、ふと歴史・文化を感じるアレコレを訪ねてみたはいかがでしょうか。

ビーチから億首川を北上し、
鳥たちの姿を堪能する120分

おさんぽの目安 約6.2km
ウォ-キング
約120分
サイクリング
約60分

美しいビーチから、鳥とカニの楽園を通り、歴史の道へと向かう、120分のロング・ウォーク!

サンライズビーチ近くのT字路をスタート。

1:KIN サンライズビーチ海浜公園

白い砂が眩しい県内最大級の全長800メートルもあるロングビーチ。右手には、アダンの群生が見られる。
ビーチの少し先には、嘉陽層の褶曲がある。

嘉陽層の褶曲

沖縄島北部で見られる5000万年前の地層。基本的には深い海で堆積した地層がプレートの移動で沈み込む際に陸地側に貼り付けられた「付加体(ふかたい)」とされる。この地層は本土の四万十帯(しまんとたい)と同じグループの地層とされる。

サッカー場をぐるっと廻ると、億首川が見えてくる。川の手前には水牛舎と展望台がある。

億首川

億首川は、沖縄本島北部を流れる全長8kmの川。国頭郡恩納村を源流とし、金武町で太平洋に注いでいる2級河川。河岸にはオヒルギを中心とするマングローブ林が見られる。

億首川のマングローブ林

億首川にはマングローブを見るための遊歩道が設置されている。
手すりから下を見下ろせば、砂地に細かな穴がたくさん空いている。息を凝らして1分待てば、シオマネキを始めたくさんのカニがちょこちょこと動き始める。

川を北上しながら田園に目をやれば、リュウキュウシゴイやシロハラクイナ、さまざまなサギ類の美しい姿を見ることができる。北上する道すがら、白い鳥たちが緑の田園を羽ばたく姿がみられるだろう。

国道の下をくぐり、坂を登っていくと、金武ダムが見えてくる。

旧億首橋/宿道(スクミチ)

旧億首橋のある場所は、川幅が最も狭くなることから「ウククビ(奥首)」と呼ばれ、王府時代の宿道の頃から川を渡るポイントとなった。
旧億首橋は、1931年に完成したアーチ型のコンクリート造りの橋で、沖縄戦で米軍上陸前に日本軍によって破壊された。
ダムの斜面には、宿道がある。
琉球王国時代、王府のある首里を起点として地方にのびる公道で、今の町村役場にあたる間切の番所と番所を結んだ主要な道路だ。

ダムをピークに下り坂に。320号線を渡ったところに、花城邸がある。

赤瓦屋根と漆喰シーサー(花城邸)

沖縄の伝統的な建築である赤瓦屋根は、現在ではそのほとんどが鉄筋コンクリートの建物に変わり、目にする機会は少ない。その赤瓦屋根には守り神のシーサーを乗せることも伝統的な手法である。

くねくねと坂を降りていくと、こんもりとした大樹が見え、コオガーの泉がある。

コオガーの泉

名古川原(ナコオーガーバル)にある湧水。かつては地域住民の飲料水や野菜の洗い場、牛馬の洗い場などに利用された。王府時代には宿道(スクミチ)沿いにあるため、国頭に至る役人や旅人などものどを潤した。

体育館を横目に、更に坂を10分ほど降りていくと、ゴール地点にたどり着く。